SDGsへの取り組み
さかもとはSDGs(国連が定めている持続可能な開発目標)へ賛同し、以下の取り組みを行っています。
- ㈱りそな銀行SDGs推進私募債発行によるSDGs達成に向けた取り組み貢献
(外務省国際協力局地球規模課題総括課管轄) - 国際連合大学への寄付支援活動
(発展途上国出身の大学院生への奨学金および研究支援費用) - 一般社団法人inoichi未来プロジェクト/inoichi学生プロジェクトへの寄付支援活動
- 「海洋プラスチックごみ問題」、「食品ロス低減」、「地球温暖化防止」への取組み
海洋プラスチックごみ問題
現在、世界中が注目している問題のひとつに挙げられますが、この海洋プラスチックごみの8割が陸から流入するプラスチックごみだと言われています。 さかもとの製品に使用される容器の約9割はエコトレー、エコAPET(※)を使用しており、 プラスチックごみとして処理されるのではなくリサイクルにより生まれ変わったトレーを使用しています。 エコトレー、エコAPETには「原料製造」の部分でCO2削減効果があります。 循環型リサイクルという、一度のみならず繰り返し使用・回収して生まれ変わるリサイクル製品を積極的に取り入れることにより、 環境への負荷低減に努めています。
※エコトレー…PSP素材の食品容器を回収し、原料に戻し、リサイクルした原料から再生した環境対応製品(株式会社エフピコ様)
※エコAPET…PET素材の透明容器およびPETボトルを回収し、リサイクルした原料から再生した環境対応製品(株式会社エフピコ樣)
循環型回収フロー
▲出典:エフピコレポート2019より引用
食品ロス低減への取組み
昨今、過剰な食品廃棄による「食品ロス」が国際的な問題になっています。 さかもとでは、この問題に対し、特殊な装置によるロングライフ包装を採用することで賞味期限の延長を実現し、 店頭での廃棄ロス低減に貢献しています。
地球温暖化防止への取組み
地球温暖化の防止に向けた指標の一つにCO2排出削減が挙げられます。 さかもとは、環境配慮型の容器であるエコトレー、エコAPETの積極的な採用等により、 年間約60tものCO2排出削減効果を実現しました。(2020年1月~2020年12月実績) これは、成木に換算すると約2,230本の植樹効果に相当します。
良質な食事で健康的な生活を
“食”にとって最も重要な要素である安全性を第一と考え、FSSC22000認証をはじめとする対策を講じることにより、安心してお召し上がりいただける製品を日々、ご提供しています。
また、おいしく安心な商品をお届けすることにより、消費者のみなさまの健康的な食生活に寄与しているという自負が、さかもと社員一同のよろこびと働きがいに繋がっています。
会社に関わる人にとって働きやすい環境づくり
さかもとでは、育児休暇や時短勤務、夜勤勤務の見直し等、社員の様々なライフステージに合わせて柔軟に対応し、ひとりひとりが安心して働ける環境づくりを目指しています。
このような取り組みの中、健康経営優良法人として認定されました。また、日本人だけでなく、ベトナムをはじめとする多様な国籍の方々にも、働きやすい環境を提供できるよう取り組みを行っています。
貴重な海洋資源を守るための活動
淡路島産のちりめん、しらすについて、産地メーカー様との提携により、一般的に廃棄対象とされる未利用原料の活用に取り組んでいます。また、これは水産庁の推進するプロジェクトとしても認定されています。
さらに令和4年にはMelCoC認証を取得しました。この認証は資源や環境、生態系の保全に積極的かつ効果的に取り組んでいる生産者にのみ与えられる世界に認められた水産エコ認証です。
さかもとでは100年後の食卓でも選ばれ続けるため、持続可能性の高い漁港や加工に対する取り組みを推進する生産者様との取引拡大を重点的に実施しています。
MEL認証とは、国際標準に準拠した日本発の世界が認める水産エコラベルです。
認証水産物にMELのロゴマークを表示することにより、消費者が安心して「持続可能な水産物」を選ぶことができます。